※体重と歩数のグラフはiPhoneのヘルスケアから転記しています。
目次
「何もしていないのに」体重が乱高下する恐怖
49歳になり、食べる量も筋トレの頻度も変えていないのに、なぜか体重が激しく変動する時期がありました。
「代謝が落ちたのか?」「年齢のせいか?」と本気で悩んでいた当時の記録がこれです。
【2024年10月から65.5kgまで激増し、その後2025年春にかけて急降下。筋トレはずっと続けていたのに。】
特に2024年の冬は、人生で最も「理由のわからない増量」に直面し、何をしても無駄なように感じていました。
iPhoneが記録していた「動かぬ証拠」
食事(摂取カロリー)は大きく変えていない。筋トレも続けている。
では、何が違ったのか?
その答えは、iPhoneの「ヘルスケア」アプリにひっそりと記録されていた「歩数データ」の中にありました。
先ほどの体重グラフと、この歩数グラフを見比べてみてください。
【体重が激増した2024年冬〜2025年初頭(グラフ左側)は、見事に歩数が落ち込んでいます。逆に、体重が減り始めた2025年春(グラフ中央)は、歩数がV字回復しています。】
すべては「物理法則」だった
二つのグラフを重ね合わせると、残酷なほどシンプルな真実が浮かび上がりました。
- 謎の激太り期(冬):
寒さで出不精になり、歩数が減った。
→ 筋トレはしていたが、日常の消費カロリーが激減していた。 - 謎の激痩せ期(春):
暖かくなって活動的になり、無意識に歩数が増えた。
→ 特別なダイエットはしていないのに、ただ歩くだけで脂肪が燃えていた。
私が「原因不明の怪奇現象」だと怯えていたものは、単なる「摂取と消費のエネルギー収支」という物理法則そのものだったのです。
データに基づく「完全コントロール」へ
私が「あすけん」を始めたのは2025年の5月。
そして実は、「1日1万歩歩く」という習慣も、深い意図はなく、たまたまその頃から意識し始めたものでした。
「食事記録」と「1万歩」。
この2つが偶然にも同時期に揃っていたこと。これが結果として、のちのAI分析で「謎を解くための鍵」となりました。

「1日1万歩」をベースラインとして固定し、あとは目的に合わせて「おにぎり1個分」のカロリーを足し引きする。
たったこれだけで、50代の体は驚くほど素直に動いてくれるようになりました。
まとめ
「筋トレしてるのに痩せない」「歳だから代謝が落ちた」と嘆く前に、一度iPhoneの歩数データを見てみてください。
答えは、あなたのポケットの中にあります。
「1日1万歩」という変数を固定するだけで、50代の体は驚くほど素直にコントロールできるようになります。
この発見が、同世代のトレーニーの助けになれば幸いです。
使用しているiPhoneアプリ
Appleヘルスケアアプリ(Apple純正:体組成計などからデータを取り込んで記録する)
使用している体組成計
使用している体組成計。







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